手の内の妙技
1.玄舟範士の手の内は・・⁉
下図のようになっていました
左拳は「テコの応用」により力を最も効果的に活用されている
竹刀トップでの(切り替えフェーズ)左手の手の内は・・
①手首は固定
②小指が”力点”
③親指と人差し指の付根付近が”支点” となっている
左拳手首を固定する事で、支点が動かないので素早い切り替えが可能となり、力をもろに
剣先へ伝へる事が出来る
手首を後方にそらすと、支点が後ろに移動するため結局、テコの応用が利かなくなり
力を使った割には剣先が走らないと言う事になる
一方右手は、手首をかなり後方へ反らせ人差し指付根付近に竹刀を乗せて押し出しているよ
ように見える
従って、スナップの力を最大限に活用しさらに右腕の押す力を利用して、竹刀をお相手に
向けて「放り投げる」体勢を作っている
「スナップ+右腕の押す力(放る)」のターボエンジンとなっている


